株価とはなんだ？

株価について？

株式には1秒ごとに価格が変化しています。その株価とはいったい何でしょうか？

株式は、株式市場である証券取引所において売買が行われています。投資家は証券会社を通じて株式市場に買い注文や売り注文をだすことになります。

このとき、売りたい人より買いたい人が多いとき株価は上昇します。反対に買いたい人よりも売りたい人が多いときは株価は下落します。

こうした関係を需給関係といいます。この需給関係は投資家からの企業に対する期待を表すものと考えることができます。

株価が変動する原因はこれだけではなくさまざまな理由が重なり株価は変動します。主な要因として４つあげることができます。

経済的要因：金利、為替、景気動向

社会要因：政策、社会情勢、戦争、災害

株式市場の要因：投資家の売買動向、市場の取引規制

個別要因：業績、財務内容、将来性

充分な資金があるのでしたら、すぐにでもはじめる準備をなさってはいかがでしょうか。

一般的に生活費の3カ月分は、急な出費に備えて予備費として取っておくのがよい、とされています。

仮にあなたの1カ月の生活費が15万円だとして、今、貯蓄が75万円あるとしたら、45万円（15万円×3カ月）は予備費としてとっておき、残りの30万円を株式投資に活用してみるのがよいでしょう。

ただしその30万円は、例えば“半年後に旅行に行くため”など、何か明確な目的がある場合には投資には向きません。

そのお金で30万円分の株式を買ったとしましょう。

半年後、旅行に使うので株式を売って換金します。しかし、その時点で株価が値下がりしていたら、損をしてしまいます。

かといって株式を売りたくなかったら、旅行を取りやめるしかありません。

投資を行う資金は、将来使う予定のない余裕資金、または長期間運用可能な資金で行うのがよいでしょう。

野菜や花などを買うときは何個かで1つ販売している場合が多いです。株も同じように単位があります。

証券取引所では、上場企業が定款で定めた1単元の株式の株を最低売買単位として、その整数倍の株数で取引が行われています。

現在上場企業の1単元は、すべて100株に統一されています。

証券取引所には、企業が発行する株式の他に、ETF（上場投資信託）やREIT（上場不動産投資信託）なども上場しており、これらの銘柄は1口単位で取引されています。

投資は100万円からとか、大きなお金がないと取引できないと思っている方も多くいらっしゃるかと思います。

ところが、大きなお金ではなくても取引できます。東京証券取引所に上場している銘柄は約3,800社あります。

そのうち、10万円以下で購入できる銘柄は約1,500社（全体の約40％）、20万円以下であれば、なんと約2,600社（全体の約70％）もあります。